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伝説のロイヤルリーグ
探し物は探すのをやめたとき見つかることもよくある話・・・とはよく言ったもので、別のものを捜索している時に既に諦めていたサイトの古いデータが見つかりました。
2001年から2005年の間のノルウェーサッカーニュースです。

そもそも自分がノルウェーのサイト等を読んでいて楽しかったので、なんちゃってで訳して記録に残していたものですが、今読んでもあの頃のことが蘇ってきて結構楽しいです。
いつでも読めるように随時現サイトにアーカイブとして追加していくつもりが、途中気になったニュースを読みふけってしまい作業がなかなか進まない要因になっております。

中でもああ、あったなぁ・・・と遠い目になってしまうのが北欧サッカー界に咲いた徒花、ロイヤルリーグに関する話題です。

さて、ロイヤルリーグとは

2004-2005年シーズンに始まった北欧3か国のトップリーグ

ノルウェー  Tippeligaen
デンマーク Superliga
スウェーデン Allsvenskan

それぞれの上位チームが国境を越えて戦うリーグ戦です。

当時は欧州スーパーリーグ構想なども話題になっていて、北欧勢も負けてはいられないということだったのでしょうか。
特にノルウェー、スウェーデンは他の欧州リーグとは違い春−秋シーズン開催なので冬季の収入源確保という意味合いも強かったのかもしれません。

でももちろん、11月から3月頃までの開催ですから、スタジアムには雪が積もっています。
北国のスタジアムは芝の下に雪を解かす温熱システムが備えられてたり、スタンドの座席も温められたりするところもありますが、除雪された雪がピッチの外に山積みでちょっとしたジャンプ台みたいなものが作られている写真を見たときには、さすがにそこまでして開催しなくても・・・と思ったのを覚えています。


2004−2005年、2005−2006年、2006−2007年という3シーズン開催されましたが、翌シーズンはスポンサーが見つからず休止、そしてその後放映権の問題で中止が決定しました。
さすがに決勝戦は観客も1万人を超えていますが、動員の少ない試合なんて2桁しか入っていないんですよ・・・。
そりゃもう赤字でしょう。


しかしサイト中でロイヤルリーグについて書いていたニュースを読み返してみると、意外と興味深い部分もありました。


ロイヤルリーグのお金

ロイヤルリーグ、の第一次ラウンド最終節の結果。

ユールゴーデン−ローゼンボルグ 0−1
ヴォレレンガ− Esbjerg 1−1
トロムソ−ブルンビュ 2−4
ハルムスタッド−ブラン 0−0

この結果、各グループ上位の2チームが次のラウンドへ進出。
ノルウェーからはグループA首位のヴォレレンガ、2位のローゼンボルグ、 グループC2位のブラン、とグループBの最下位に沈んだトロムソを除く3つのクラブが第二次ラウンド(正式名がわからないので 勝手に名付けました)へ進むことに。
さて、さして注目されているような様子もなく、興行的には成功しているのか かなり疑問の残るロイヤルリーグですが、出場しているノルウェーの各クラブにはそれなりの恩恵をもたらしているようで。
 広告やTV放映権にによる収入で、それぞれのクラブに支払われる金額は・・・(ちなみにノルウェークローネのレートは多分17〜18円くらい)
 出場するだけで自動的に125万クローネ。
 1勝するごとに25万クローネ。
 引き分けでも12万クローネ。
 二次ラウンドに進むと150万クローネ。
 二次ラウンドで勝利すると50万クローネ。
 引き分けでも25万クローネ。
ファイナルで勝利すると300万クローネ。
 負けても100万クローネ。
その他、ホームゲームの際のチケット収入などもあり、一番収入の少ないトロムソでも165万クローネほどは 入ってくる見込み。
 冬場のいい収入源になっている様子です。
(2005.2.25)


これは2004-2005年シーズンのことなのでその後収入は想定どおりに行かず色々大変だったことと思います。

そして、

意図的?

3/3ウレヴォルで行われるはずだったロイヤルリーグのヴォレレンガ対IFKイエテボリの試合が延期に。
 「昨日、機械でピッチにブラシをかけたら、芝のほとんどがなくなってしまったんだ」
コンディション不良を理由に4/3に延期されることが決定。
 数日前にオスロを急激な寒波が襲い、スタジアムのヒーティングシステムも充分に機能せず、 安全にフットボールをするには程遠い状態。
 「硬くて滑りやすい、スケート場状態になってるよ」
それなら、室内でやれば・・・と思うのだけれど、興行的な理由(?)で、 拒否。でも、正式な試合が延期になった代わりに、ヴァルホールでVIF対IFKの練習試合が 行われた・・・らしい(結果は3−0)。
 中心選手をインフルエンザで多数欠くヴォレレンガが試合の延期をたくらんだとしか思えないんですが・・・。
そうそう、たくらんでるといえばこの方。
 「プレーすることがなくなって実際のところ嬉しいよ。とにかく良かった」
コーチなのに危うく試合に借り出されそうになったボヒネン様は、出番がなくなってほっと胸をなでおろし。
(2005.3.4)


疑惑の試合延期があったり(その前の日のニュースはこちら↓)

エマージェンシー!

「21人の選手中7人がいないんだ」
 明日、イエテボリとロイヤルリーグの試合を戦う予定のヴォレレンガ、インフルエンザで ステファン・イヴェルセン、ダニエル・フレドリク・ホルム、 トマス・ホルム、トム・ヘニング・ホヴィ、ロニー・ヨンセン、クリスチャン・グリンヘイム、アレクサンダー・マティセン と、多数の選手が欠場予定。
そこで、アシスタントコーチのボヒネンさまが急遽出場することになりそう。
 昨年までプレイヤー兼だったレクダル監督は「ここのところボールを使ったトレーニングしてないから」ということで出ないそうです。
(2005.3.2)


何だかゆるい。

でも、ゆるいだけではなく大切な目的に役立ったりも・・・


力に

「我々はスポーツ選手として一緒にいる、そしてフットボールファミリーとしてダグフィンを支えたいんだ」
リーンのマネージャー、モルガン・アンデルセンは11/8に行われる ロイヤルリーグのユールゴーデン戦での収益の一部をダグフィン・エネリーとその家族へ寄付する意向であることを発表した。
 「フレデリクスタの人々はフットボールを見るために大きなグループでオスロにやってくるのことが多いんだ。 今、自分の訪問する時期を知るべきだ」
リーンの集客の方策として使われるのではなく、純粋にダグフィンのためにその機会が利用されるといいなと思います。
(2005.11.22)



ダグフィン・エネリー(Dagfinn Enerly)はフレドリクスタのキャプテンとして出場していた試合中に味方選手と激突し頭から落下した際に頸椎を損傷。
この時はみんなで回復を祈っている時期でした。


心よ集え!

本日行われるロイヤルリーグのリーン対ユールゴーデン戦は、その収益がダグフィン・エネリーとその家族へ寄付されることが決まっている。
リーンのチケット販売責任者アスケル・ソルバン氏はなるべく多くの人々がチケットを購入してくれることを望んでいると語る。
 「リーンの人々は、スタジアムで試合に来て支払うことになるだろう。 4000から5000人くらいかな。その多くがスタジアムに来て支払うだろう。 支援をするために試合を見に来ることは必要ではない。 私は国中の人たちから力になりたいという電話を受けた。 我々はたとえ試合に来ることができないにしても、チケットサービス社を通じて チケットを購入することを勧める」
 目標とするのは100万クローネ。チケットは1枚100クローネ(日本円で約1800円) なので、10000枚は売ることが必要。
チケット販売を委託されているチケットサービス社と郵便局Postenは、自分たちの取り扱い手数料を 放棄する意向。
(2005.12.8)




(ダグフィンについて書かれた本も持っています。残念ながら読破していませんが・・・)

収益の一部を寄付するという活動も行われていたのです。

へぇ〜っそうだったんだ、ロイヤルリーグ。


ロイヤルリーグだけじゃなく、過去のニュースを見ていると、
意外に忘れていたことが多く、色々思い出して笑ったりしんみりしたりしています。

そんな昔のニュースが読めるのはこちら

お時間がある方は良かったら読んでみてくださいませ。
2001年から2003年分も随時追加していく予定です(自分が読みたいだけという話も・・・?!)
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